労災事故では、何から手をつければよいか分からなくなりがちです。
事故の発生から解決までの大まかな流れをご案内します。すべてが順番どおりに進むとは限りませんが、見通しを持っていただくための目安としてご覧ください。

STEP
事故の発生
仕事中・通勤中に事故が起きたら、まずは治療を最優先にしてください。可能であれば、事故の状況をメモや写真で残しておきます。
STEP
証拠の確保
事故の状況が分かる資料(作業指示書、作業日報、同僚の証言、現場の写真など)を、できる範囲で確保します。早いほど集めやすくなります。
STEP
治療
医療機関で治療を受け、診断書や通院記録を残します。治療方針は医師の判断によります。
STEP
労災保険給付の申請
療養補償給付や休業補償給付などの申請を行います。会社が協力しない場合の対応も検討します。
STEP
休業補償
仕事を休んでいる間の補償について確認し、生活への影響を見ながら進めます。
STEP
症状固定
治療を続けても症状が残る場合、医師が「症状固定」と判断する段階があります。ここから後遺障害の検討に移ります。
STEP
後遺障害の申請
残った症状について、後遺障害(障害補償給付)の申請を検討します。診断書や検査資料の整理が重要になります。
STEP
会社への損害賠償請求の検討
会社に安全配慮義務違反などがある場合、労災保険では補われない損害について、会社への損害賠償請求を検討します。
STEP
交渉
会社や保険会社との交渉を行います。ご本人に代わって弁護士が窓口となることができます。
STEP
訴訟
交渉で解決しない場合は、訴訟を検討します。証拠と主張を整理して進めます。
STEP
解決
和解や判決により解決します。受け取るべき補償や賠償の内容を確認し、終了となります。